闇に光る目

欧米系の人(あえて白人に限定しない)と話をしたことがある方は
感じておいでかもしれませんが,彼らは話す相手の目をしっかり見
て話をします.慣れるまでは尋問されているみたいで少ぉ~しばか
り落ち着きません.

この「目を見て話をする」基本的な姿勢は話をしている限り全ての
場合に当てはめられます。たとえ車を運転しているときでも...

現地でお世話になっていたマネージャーのリチャードおじさんの運
転で移動するときはカナ~リ気を使いました.
高速道路で時速70マイル(約110km/h)で走っているときでも,助手席
のこちらの方をしっかり向いて話してくれます.当然,進行方向は
必要最低限しか見てくれません.
当然,車は車線をジワジワと外れ始めます.外れ具合が限界に達し
たころにリチャードおじさん,やっと気がついて修正します.それ
からまたこちらの目をしっかり見て話す,車が車線から外れ出す...
この繰り返しでこちらは生きた心地がしません.
こんなことを現地のみんながやっていてよく交通事故が多発しない
ものだと感心してしまいました.

ちなみに先日,職場の同僚が独逸国に出張したのですがドイツでも
同じく目を見ながらアウトバーンをすっ飛ばしているそうで,こち
らも肝を冷やしたそうです.