もっと光を...

以前にも「エゲレスの陽光は弱っちぃ」と書いたことがありました
が,実際,あのように陽の光が弱けりゃぁ肌の色も白くなろうと何
度も考えたものでした.
それに目の色素が薄いのが関係しているのか,レストランなんかで
も妙に照明が暗かったり,ロウソクだけの灯りだったりして日本人
にはチョット馴染めないときも多かったです.ムードがある,と言
えばそうなんですが.明るいところでは料理がまぶしくて食欲が湧
かないのか?
外国人と結婚した歌手の千昌夫が「うちの母ちゃんはロウソクの光
の照明で晩飯を食いたがるんだけど,洞窟にいるみてえで落ち着かね」
と言っていたのを思い出します.

そんでもって,最近の日本の車は大型のサンルーフをウリにしたのが
出てきていますけど,エゲレスに行って驚いたのが「どの車にもサ
ンルーフが付いてる」ということでした.車に乗るときは光を少し
でも取り入れたいようで,どんな安い車でも発売される車には必ず
サンルーフが付いていました.

で,いつもの論法になるのですが,私は「日本で乗る分にはサンル
ーフは不要」の立場です.15年位前に買った車にサンルーフをつけ
たのですが,冬場でもシェードを開けると室内が生暖かくなり,し
かも頭のところが暖かくなるのでどうも気持ちが悪い.夏場は開け
ずにエアコンをかけたほうが快適.その上,屋外駐車場だったせいか
サンルーフを開閉する機構が故障しやすく,2度目の故障以降は閉
じた状態で動かなくなったのを幸いに直すのを止めてしまいました.

日本では空の見える状態で走ってるとすぐに暑くなる,のが判れば
サンルーフやシェードも開ける事すらなくなるのでしょうけどねぇ...

5/25追記
イタリアでは車の装備にサンルーフを選ぶ人は殆どいないそうです.